- 03/25 ブログ引っ越しました。
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- 01/20 あけましておめでとうございます!
- 12/15 知らフレギャプ問
- 11/28 切り取れ、あの祈る達人クエストを
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人が人を殺めねばならない時はどんなときかー、いや、そんな仮定がそもそも実感として成り立つのでしょうか。命の尊さはこの日本に生きてきて、いやというほどに聞いてきたでしょう。そしてその尊さを脳髄に刻み込むようなモラルの海に浸かって生きる中で、ぼんやりと海面ごしに揺らいで見える世界があります。
それは戦争。
テレビだとか、新聞だとか、漫画だとか、映画だとか、フィクションのように投影される世界。そこに現実に有ると知っていても、ぼんやりと歪んで見えている。しかし、それはあるのです、確実に。家族を、過去を、友を、夢を持つ個々が、何かを守るために、何かを得るために、同じ人を殺めるために戦う時があるのです。それが善か悪かと断ずる資格は、平和に生きてきた私たちには無いのかもしれません。私たちがそれに関して感じられることは、ただ、悲しいという想いだけなのでしょう。
風桜は言います。悲しいけど、これが戦争なのだと。認めることも、否定することもせず。血に染まる大地に、ただ目を閉じて手をかざすように。
アストルティアの魔法使い
【序章】導かれすぎた者たち、迷宮へ行く。
別離が愛を育てると言います。それは友情においても同じことが言えるでしょう。そばにいることだけが友情ではない。物理的な距離が開いたとき、削られた情報の中で、相手を想像することが必要になります。何を思っているのか、何を考えているのか、何をしているのか。そんなことを考える中で、普段は見えなかったお互いの本当に出会うときがきます。
いい人で終わるのは簡単なことです。しかしそれは自分を守ることと同じことです。本当に大切だと思う相手だからこそ、別離を通じて、依存ではない、信頼を作ることが出来るのです。手首を切っている場合ではありません、バネは伸びてこそ、引力が生まれるのですから。サワッチは無関心を装うように、結ばれない視線を楽しんでいます。誇りと、信頼に満ちた、友情のバネの引力を心地よく感じながら。
酒場スタッフの独り言
プランさんと6人の悪魔超人(オリジナルシックス)
圧倒的な悲しみに襲われた時、どうしても自分では耐えられない悲しみに襲われた時。道理も、言葉も、何も通じない。ただ人は叫ぶしか無いのです。その人を思って、張り裂けんばかりに悲しい声を。それは、自分の奥底から浮かび湧いて出る悲しみを、外にくみ出すような作業です。
キュブラー・ロスは著書「死の瞬間」にて、死という悲しみが受容へ至る心理過程を描いています。その中で、人間が、耐えられない悲しみを受容していくことに意義を見いだそうとしています。しかし、それはあくまで机上の空論ではないでしょうか。
絶望に、受容できる人間などいません。それは全てに諦めた姿を、外から見える人間が都合よく「受容したのだ」と解釈しているだけにすぎない。諦めることが、悪い事なのか、良い事なのかはわかりません。しかしそうなる前に、そう燃え尽きる前に、人は大声で叫んでよいはずなのです。悲しみを、胸が引き裂かれんばかりのこの悲しみを、燃やすかのように、叫ぶこと。それは悲しみを受容して、超然と神様のように笑う人間よりも、いかにも人間的なことではないでしょうか。
プランは、友を失った悲しみを、1つも隠そうとはしていません。彼は神になろうとなど考えていない。生まれたままの、人として、その悲しみに真っ向からぶつかっていくのです。
へんじがないただのしかばねになるブログ
イベントから暗黒暗転
人は残酷なまでに相対的な生き物です。不幸があるから幸せがあり、善があるから悪があり、喜びがあるから悲しみがあるのです。アイデンティティというものは、外界と自分との相対的な立ち位置を示しているのであって、絶対的な自分などは決して存在しえないものなのです。透明な水も、石を投げ入れて波紋をつく事で、その境目がはっきりと見えるようになる。波風1つ立たない世界で、自分探しは出来ません。
人と人との関係が、希薄になってきたと言います。それは神経を失った足が空を歩いているような不安感を生み出しているのかもしれません。そんな透明な世界で、三十朗氏は見えない足下に怯えることもなく、逆に空を見上げたのです。いつか飛ぶから。自分が何者であってもいい。ただ俺は空に飛ぶんだ、と。
強さがいる考え方です。でも、難しいことではありません。自分が何者かなんて、飛んでみたらもはや関係ないのですから。足下ばかり見ているから、怖いのです。怯える必要はないのです。
ただ屹然として、いつか飛ぶ事だけを夢見ていればいいのです。
週刊三十朗物語
翼を下さい(ハロウィンVer
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