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DQ10で活動中の魚人。 チーム「コスポ・ミ・レイジュ」所属。
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「よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる」
(ヨハネによる福音書。第十二章二十四節)


強ボスとは何か。

1.2バージョンアップ後、現在の暫定エンドコンテンツとして、ドラゴンクエスト10プレイヤーの最後の目標。至高の到達地。何百時間というエネルギーを費やし育て上げたキャラクターと、プレイヤーの知略が融合しスクウェアエニックスの提示する「ここまでのライン」をいかに超えていくか。これはもうゲームではない。戦なのだ。

暫く前から、我らがチームコスポミレイジュにも「そろそろか」という気運が高まりつつあった。何百時間という時間を共にした俺たち。俺たちは強いという自負と誇りが育て上げた強い思いと、「でももし勝てなかったら?」という不安が混ざらぬ油と水のように滲んでいた。強ボスという存在が心の奥に重しをのせているようで、最近のみんなはどこか緊張しているようだった。


ーその思い、リーダーはしかと受け止めたよ。


みんな、行こう。大丈夫。
そこに何が待っているかはわからないけど、そこには何かがあるんだ。

そして俺は静かに語りだした。


<やや本文とはテンションが異なる部分があります>


いざ、となれば時は早いほうが良い。
おれはその日のうちにチームのHPに戦争の始まりを告げる鏑矢を放った。




チームのメンバはーこの告知を、それぞれの所で受け取る。

◎モノゴィの場合

子「お父さん、どうしたの?怖い顔してる」
モノゴィ「・・・あ、あぁ、なんでもない。さ、メシの時間だぞ」
妻「あなた・・・」
モノゴィ「ああ・・・。すまない、お前にも今まで迷惑をかけた」
妻「わかってる。あなたは、私の夫ですもの」
モノゴィ「・・・勝ってくる、絶対にな」

◎レイシャの場合

レイシャ「みんな!今日は早く仕事終わらせるよ!」
部下「レイシャさん!?今日はいつにもまして、やけに張り切ってますね!」
レイシャ「ふふ・・・、今日はね、ひさしぶりに本気が出せそうなんだ。今から腕がなるよ!」
部下「レイシャさん・・・、わかりました!よーしお前ら、ラストスパートだ!」

◎ミイホンの場合

ミイホン「・・・マスターミイホンの出番だね!」
イコプ「旅芸人あんまり出番ないらしいよ」
ミイホン「・・・寝る!」



溢れ出る思いたちが募り行く。
22時、約束の時。
様々な思いを胸にメンバー達は集まった。
みんなどこか口数が少なかった。緊張は隠しきれない。



<隠しきれない緊張を記念撮影でごまかすメンバー達>


皆の不安を払拭しなければ。
私は動いた。幸いイッドは宿屋に非常に近いところである。



まず先陣を切る私。今川に突撃する信長のように、リーダーたる俺の背中を見せ、みなの士気を高めようという算段だ。二発くらいで死んだ。



そしていよいよ本格的な作戦会議に入る。
やはりコスポミレイジュのメンバーは己に絶対の自信を持つ猛者達ぞろいであるので当然のように他のブログを読んで予習をしてきたメンバーなどはいない。
そこで、チームの参謀かつ副総裁たるジュウス氏からその詳細な作戦が語られる。


<神妙な面持ちで聞くチームメンバー。マホトーンが全てのようだ>


そしてその後、より詳細な作戦会議に入る。
当然みんなパーティ構成といった小さなことにとらわれるような器の持ち主ではないので、スーパースターやレンジャーといったあまり強ボスでは見かけない職業で登場している。各職業を最大限に生かす組み合わせ、作戦を練る必要があるわけだ。まだ見ぬ強敵に対していかに備えるべきか。想像力が試される。


<チームを鼓舞する俺>


<強敵を前にやや混乱するチームメンバー>


<必死で作戦会議をしようとする俺>



そんなこんなでよくわからないうちに班分けも決まった。
視線と、視線が交錯する。

長い間このチームでやってきた。
冥王だったり、装備拡張クエだったり、イベントだったり。
力を合わせて乗り越えてきた俺たちなら、またやれるさ。
そう、コスポ・ミ・レイジュに不可能はない!!!




そして男達は戦に身を投じたのだったー。




続く。

果たして勝敗の行方はー!



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