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DQ10で活動中の魚人。 チーム「コスポ・ミ・レイジュ」所属。
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はーい!!イコプです!
矢のごとく時が流れるとは言います!
しかしまさかこんなに流れているとはびっくりですね三週間くらいたっていました前の更新から。

中々パソコンに向かう時間がないのでいま実家に向かう車の中で相方に運転は任せて酔いと戦いながら壊れかけのiPhoneでブログを書いてみようかなと思います。壊れかけのiPhoneってなんか格好いいですね。壊れかけってつけたら何でも格好良くなる便利な接頭語なのかもしれませんね。アウトローな哀愁が俄然帯びてくるというか。壊れかけのブログ。ほら何かすごいオーラ出てる。壊れかけのウェディ。廃人手前みたいで何か鬼気迫る感じがいい。壊れかけのザテイケイブンレポート。いや違いますよ壊れてるわけでは無くてまだ書いてないだけです。いますごい温めてます。少しずつ仕事の合間とかにログをまとめてね、ログって結構まとめるのたいへんなんですよね動画を見ながらうつしてるんですけど動画ソフトの性能がいまいちでキーっスローモーションとかで再生出来んのかい!!もうわかった!俺ラーメン食べちゃうもんね!とラーメンを食べると必然的にねむくなるじゃないですか。避け難いじゃないですか。夢が訪れるじゃないですか。夢と言えばですね。最近私有り金はたいてフライパンを買ったんですよ。とそう言うと「おっ、調理始めたんだ」なんて思わせてしまうかもしれませんすみません思わせぶりな男で大変申し訳ないのですがコレ普通にリアルの話でしてね。ドラクエブログなのに普通のフライパンの話買った話とかもうまったく皆さん興味無いと思うんですけどでもね、前からすごい欲しくてね。Twitterとかでいろいろ教えてもらってそうかレミパンってやつがいいのかと思いつつお店に行きまして、気づいたら買ってましたよ。鉄のフライパン。ええ、レミパン無かったので色々見てたら鉄で作り上げたマジ鉄だけのフライパン!みたいなやつありましてやばいカッコいいめちゃ無骨だし男らしいこれ本物を知る男だけが使いこなせるパターンのやつだと吸い込まれるように買ってました。鉄のフライパン?普通じゃない?と思うでしょうでも違うみたいなんですよ普通のやつは錆止め防止とかステンレスだとかで違うんですよよく知らないですけど。このフライパンのウリは、まず鉄の塊をそのままフライパンの形に引き伸ばしただけなので、まずめっちゃ重い。持ち上げた瞬間おっ?筋トレ?と思わせてしまうようなそんな質量。そして取手も鉄なんですよね。だから熱くなるんですよ取手も。高い熱伝導率と蓄熱性が完全に仇になってます。だから鍋つかみも買いましたよ。そして更なるメリットはどうやらコレ鉄分が取れるみたいなんですよ。鉄100パーセントからなるので鉄分の補給も出来る!身体にイイ!みたいなウリが書いてあって、え?それ溶けてるんちゃう?大丈夫?といささか不安になりましたが大丈夫まあfeには変わりない鉄のサプリメントとかあるしね大丈夫と確信ですよ。そして極め付きは鉄なんでめっちゃサビるらしいです。そんなアレですけど、鉄なんで火力が高いらしく野菜炒めとかもう半端焼いうまさで焼けるらしいんですよ。肉とかも外はカリッと中はジューシーみたいな完全にプロの味。二万。二万円しましたが二万円でプロになれるならこれは何の躊躇いもいりません。なる、俺プロになるよ、とまあここで夢につながるんですけどそんな料理マスターになるっていう夢を見まして購入しました。手入れが面倒みたいなんで今んとこ一緒に買った二千円のアルミのフライパンしか使ってないですけどまだそれは機が熟して無いんでしょうね。タイミングってありますからね何事も。最近ドレスアップしようとおもってタイマ?装備るみたいのがだいぶお得らしいじゃないですか。買おうと思ったんですけどサワッチがもう少ししたら職人会心くるで今は本気装備は買い時じゃないんだと教えてくれたのでこれは今じゃないと速やかに撤収、もうしばらくはバージョン1.1から愛用してるみずのはごろもの活躍に期待しましょう。でもドレスアップしたいと思ってすごい思い止まらなかったのでとりあえずどんなのにするかイメージだけでも膨らませておこうと旅立つことにしした。題して、探せ!街角オシャレさんですね。ネットとかで色々みるより実際街角を歩くオシャレさんを見つけた方がよりライブなイメージがつかめるじゃないですか。ライブ感て大事ですよね。生きている、という実感。現代人が最も失いがちなそれはつまり安全であるという麻薬が脳髄まで染み渡っているからです。少しでもそれを拮抗しよう、思い出そうと人はジェットコースターにのり、ホラー映画を見るのです。しかし本当のライブとはそんなことでは取り返せない。歩くことです。自ら歩き、探し求めることです。それが太古からから人間が生きてきた原型なのですから。
そんなことをネットゲームを通じて語り出したイコプさん頭イッてもうてるでとそんな声が聞こえてくるかのようでおら何だかワクワクしてきたぞ。



裸一貫。一から俺の服を選び抜くんやという男の雄々しき咆哮すら聞こえてきそうなその出で立ち。そんな漢たる男イコプは降り立ったのです、そう、アストルティアのオシャレが一同に集いその美を日夜競い合い「毎日がパリコレ」とまで呼ばれたその町ーメギストリス、サーバー25です。



高まる期待と、どんなオシャレマスターに出会えるのだろうという不安すら感じながら広場に向かいました。では始めましょう。

「イコプの!)^o^(街角オシャレさん 」
メギストリス編


エントリーNo.1


タイトル
私、修羅になります

マタドールという基本アイテムを存分に活かし切った上級オシャレのお手本ですね。オーガの紅とマタドールの青は一つにまとめあげることはなかなか難しい中でこのバランス感覚。流石といって過言なしのオシャレスタイルです。

エントリーNo.2



タイトル
眠れない?なら、俺を呼びなよ。

メルヘンと不安が一緒になったかのような新しい気持ちを呼び起こさせる斬新な手腕。下半身は何も身につけないつまり初期エルフデフォルト状態ながらそれが圧倒的な存在感で全体をまとめあげている。ただの変態ではない。極めて高い知性があって出来る技です。


何と無く同じ匂いを感じた2人が通じあった瞬間


エントリーNo.3



タイトル
ごらん俺今から飛ぶから

メタリックと野生の融合、そしてそれをプクリポのかわいさがより引き立たせている。色使い、フォルム、全てが一級品です。てか他種族の見てても参考にならないんじゃないかなイコプ大丈夫


エントリーNo.4




タイトル
ダークエンジェル?はは、俺のことかい?


ということで見つけましたオシャレウェディ、略してオシャンディ。シックなスタイルながら存在感ある帽子が一本針を通したような統一感を全体に与えています。その帽子がいいそれがいいそれにします。あ、ちなみにタイトルは俺が雰囲気でつけてます。


エントリーNo.5


タイトル
狂った果実とすね毛の接点

すごいオシャレなドワーフさんだったのですが惜しむらくはなんか知らない魚さんの足が超かぶってもうどうしようもなかったけどまあこれはこれで芸術?アート?そんな感じがするかなあどうかなあという雰囲気押しの一本。


エントリーNo.6

タイトル
かわいい

かわいいなあと思いました!


ということでオシャレ特集でしたメンズノンノかな?あっ違った畢竟ドラゴンクエストだったと間違えやすいですので気をつけて

拍手[63回]

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必要と、そして自己顕示欲。
礼儀と、プライド。
愛と、友情。

全ての要素がぶつかり合うようにして彫琢され、定められし形を持つまでに至った言葉。

それを人は定型文と呼ぶ。


「定型文を見れば、全てが分かる。その人の、全てがね」

定型の神きりつぐ氏は過去に、夕日を見ながらそう呟いた。
そして振り返ると私に言ったんだ。

「全てがぶつかり合う戦いーそんな戦いを、見てみたくはないか、イコプ」







ギシリと、歴史が動いた瞬間だった。
(フィクション)




2月17日、THE TEIKEIが始まりました。

プイコ宅に集まりし大勢の観客、そして選ばれし18名の参加者達。
当初16名の予定でしたが、18名希望者がいたのでまあいいかちょっとトーナメントには端数になってしまうけれど、いざとなったら観客から選んでやってもらえばいいよね!と機転を利かせての選抜です(伏線)



2時間前告知にも関わらず物凄い人数が集まって頂き恐縮です。
これは是が非にもイベントを成功させるしかありません。
しかし、この時点ですでに私は追いつめられていました。

なぜなら共同イベントプレゼンターであるきりつぐ氏がこの時点でまだ到着していなかったからです。



プレゼンターきりつぐ氏もおそらくやむにやまれぬ事情で遅れているのでしょう友を信じて待つしかありませんどうみても魔法の迷宮でガイアと戦っている様子でしたがそんなはずはありません大丈夫大丈夫早くきてきりちゃん!



無事到着したきりつぐ氏をあらかじめ打ち合わせしたように観客の皆様と暖かく迎えます。




 


そして、いよいよ戦いが始まりました。


ルールは簡単です。
18人の中からランダムで選出した二人が、定型文のみを使って会話していただく。
2ペア、計4名が終わった時点できりつぐ氏が勝利ペアを決定するという流れです。




公平な感じといえばダイスでしょう、ということでダイスを振ってみましたが56!とか出まして18人しかいないのでどうしたらいいかよくわからなかったので適当に二人選びました。



ということで、ここからは勇者達のTEIKEIログを載せて行きます。
勇者達が戦い、栄光を手にし、また散っていた者たちの血のにじむような足跡をご覧下さい。


一回戦 セバルコス/ゴーマ vs カカオ/ロッソ





先攻 セバルコスーゴーマ



青セバルコス
赤ゴーマ

あなたの性奴隷のゴーマです。よろしく^^
よろしくお願いします

鼻毛出てるよ??
^^

あかん。。。もれそう><
ざわ・・・ざわ・・・

あ、あれ、あの話して!
馬が路上にいて思わず乗ったときの話


あっごめん寝てた


はは

アレでコレでソレだよね〜♪

だまれケツあごモンスター!!!

イってもいいですか?

俺を信じなさい!


わかるわ〜!私もハミでたもん!!

うんうん、わかるわかるう!アレでしょ?

アナタの魅力だと思うよ^^

一生いっしょにいてくれや!

あなたの性奴隷のゴーマです。よろしく^^


今のおれにとっちゃ お前が全て

愛をもって俺を みてくれや

俺を信じなさい!

Hear wi mi say !


あっごめん寝てた



はじめからわかってましたよ僕には。

ドンマイw

後攻 カカオーロッソ


青カカオ
黒ロッソ



青い未来からの使者☆大魔導士カカオ参上!
よろしくお願いします

よろしくお願いします☆

ついてくるOKです!

おぅおぅおぅ!

This is sandwich.


あなたもワタシの体が目的なのね・・・

違う違う、よく聞いて

This is sandwich.

これは、サンドウィッチです
ほえ?

ちょいちょい!違う違うって!もう一度!

This is very good sandwich.

これは、とてもグッドなサンドウィッチです

あいやいや・・・アイヤイヤイヤァー!



OK。わかってる、本当は出来る子ってこと

大丈夫!何度でも付き合うよ!

ごめん、パンの耳は切らないのが好きだな

He is earl of sandwich.

やってやるぜ

全開だぁ!!
彼はサンドウィッチ伯爵です。

違う違う、良く聞いて
最初はグー!!

ジャン!ケン!
He is earl of sandwich.

グー!!
YES! I Love sandwich!

はい、私はサンドウィッチが大好きです。

かぁぁあぁあぁあぁ

And...

ぺっ!ミ☆

You love sandwich too!!!!!!!

Yeah! Yes! Yes! Yes!

サービスショットだよミ☆

We love sandwich!!!!!!!!!!!!!!!!!Yeaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!
まじメンゴ☆

お疲れさまでした

お疲れさまでした^^


>>Winner セバルコス/ゴーマ
 


どちらも大笑いしてましたが、会話の成り立ち具合がセバルコス/ゴーマペアのほうが良かったということが勝利の決めてだったのではないでしょうか。ロッソ氏は何故そこまでパンにこだわったのか。








このペースで書いていくと終わらない次はどーんと決勝戦まで全部載せますけど今日はこのへんで。え?バージョンアップ?なんて?

拍手[64回]

「THE TEIKEI」

定型文しばりの漫談勝負!
真の定型文使いは誰だ!

2014年2月17日 23:00 - 24:00 


というイベントを行って参りました。








えー世間では「あれはーだれだっだれだっだれだっあれっはーだれだっバージョンアップーバジョンアプー」とまあそのくらい盛り上がっているご時世ですが時流になど1つも乗っかるわけには行かない元祖マイペース系ブログ畢竟ドラゴンクエストですのでイベントレポートを何回かに分けて書いていきます。自由とは自らに由る書きますので私が私の責任の元に生み出すべきものなのです。AH!FREE!!!


事の発端はこうでした。

ある日職場で「疲れたなあ今日帰ったらドラクエ何しよ」と思っていた時に、ふとTwitterを見てみますとフレンドのきりつぐ氏が目にとまりました。きりつぐ氏といえば知る人ぞ知る定型文の使い手。

レオのレオによるすべる話にて進行をつとめた際の彼の定型文が集いし大勢のプレイヤーを「お、おう」と唸らせるものであったことは記憶に色あせません。



色あせない記憶





ということで今日はそうだ彼と遊ぶしか無い、遊ぶしか無いというかこの際イベントをやろうそうだそうだそうしようと思い立ち、さっそくイベントを行うためのアポイントを取り付けます。






いささか急なお願いだったかもしれません。

フレンドだからといって今日の今日でいきなりイベントをやろうなんて言われて「はいそうですか」とは行かないのが普通でしょう。しかし、私は信じていました。きりつぐはやる、やってくれる。たとえ平日の夜だろうとも「やろ」と、さも「飯食いにいこ」「いこ」くらいのテンションで快諾するくらいの器は当然のように持ち合わせている男だと、信じていたのです。

そして数分の後、返信が来ました。




えっ?マジで?


今日やれるの?マジで?平日やで?今日もう5時間くらいしか残ってないで?

と半ば冗談、半笑いで送ったメールでしたが、もうここまでくるとやると決めたらテコでも聞かないきりつぐ氏を止められる人は誰もいません。正直一緒に遊んだのは2回くらいですのでよくわかりませんがきっとそういう感じの男だと思いますので私も覚悟を決めました。やろう。イベント、成功させようぜきりつぐ!!!二人の男が大きな目標に向かって手をとりあって動き出した瞬間でした。


そうと決まっては時間がありません。
すぐさま詳細を詰めるための、打ち合わせに入ります。











最後までゴッドオブ定型文をやめよハードル下げよと言っていた彼の意見を取り入れた末ついにたどり着いたきりつぐ氏の二つ名は【アストルティアのゴッドオブ定型文、定型文を統べる者、奇跡の定型文使い、定型と共に生まれた男】とやや長くなってしまいました。しかし勝負の勝敗はそんなきりつぐ氏に全権をゆだねることで、有無を言わせぬスムーズな進行が期待できます。芸術を評価するのは、優れた感性の持ち主に一任するしかないのだと、話題のフィギュアスケートの採点にまで風刺をきかせるかのようなー最高のイベントが始まる予感がしてきました。







そして帰りのバスの中でブログに告知記事を作成。
無事21時ころ、イベント開始の告知を行うことが出来たのです。





告知後、21時頃ログインします。
まずやる事は、会場設営です。


会場はMサイズの家が良いと思い、プイコの家と決めました。



チーマーのフジコに手伝ってもらい、設営。

こたつとザブトンを大量に敷きます。
フジコが座布団をしいて、「出来た」と嬉しそうにしていましたので、
「座ってみて」と指示。
「あれっ反対や」と向きがバラバラでしたので、
「前向くように全部チェックしてね。全部」と冷徹に言い放ちます。
「ふええ」

大事を成し遂げるためには情を捨て去らねばならる時もあるのや・・・!
フジコ、漢になれ・・!!





チェック中








あらかた準備が出来まして、少し外を見に行きますと、開始30分くらい前でしたでしょうか。
すでにお客様が来ておりました。



二人くらいしか来なかったらどうしようとフレンドとも話をしていたのですが、大丈夫です成り立ちそうだと安心しました。



そしてイコプに着替えて、時刻は22時45分。
時間になりました。
いざ受付開始・・・




23:00



THE TEIKEIの称号を得るのは、果たして誰なのかー。

イベントの始まりです!!


<THE TEIKEI CM動画;音が出ます>



次回へ続く

次回は試合全ログを作成予定。
TEIKEI使い達の死闘の記録・・・お楽しみに!













追記:
おかんのお話、メタスラの絵本、コメント、拍手、Twitterでのリプライ、Retweet、本当にありがとうございます!
拍手も含めて、全部大喜びで読ませて頂いています!
おかんプレイヤーの方からも沢山お返事頂きましたし、ドラクエやってるたくさんの方が共感いただけたことが嬉しいです!

嬉しいことにりっきーDもあの記事を読んで頂けたようで、TwitterではりっきーDのRetweetもいただいて多くの方の目にとまることが出来たようです。あの記事のコメントを含めて、制作者の方に伝わったところがあったなら、ほんと書いてよかったなあと思いました。

普段はあんな記事はあんまり書いてなくてむしろ中身ゼロの日記ブログなんですが、初めて読んだーって方も、またお暇な時にでも読んでくださるとありがたいです!はい!




拍手[85回]

メタスラ一家のピクニック   作 イコプ  絵 ミイホン
むかしむかし あるところに 

4匹の メタルスライムの家族がいました

ゆうかんなおとうさん

やさしいおかあさん

わんぱくなお兄ちゃん 

かわいいいもうと
 

4匹のメタルスライムは 

大きなやまのふもとで

とても平和に暮らしていました


ある日 おとうさんがいいました

「きょうは みんなでピクニックにいかないか」

「あらすてき それならおかあさんお弁当つくってあげる」

「わーい!やったあ!ピクニックだ!」

「わあいわあい!」



家族は おかあさんの美味しいお弁当を持って
山を登りました
おとうさんはいつもお仕事が忙しかったので 
家族でのお出かけはひさしぶりです 

お兄ちゃんは大喜びで駆け回り 

いもうとはニコニコです  






山に登る途中 一匹のフォレスドンに会いました



「やあ、フォレスドンさん」

「これはこれはメタルスライムさん 家族でお出かけですか」

「はい、今日はみんなでピクニックに」

「やあ、いいですな しかし気をつけてください 最近、山に悪い山賊が出ると聞きますから」










山賊がでるときいて

お兄ちゃんは少し怖くなりましたが

大きくて立派なおとうさんの背中を見ていると

すぐに安心できるのでした





4匹はうんしょうんしょと山をのぼって


大きな橋をみつけました



大きな橋は真ん中が大きく開けていて


きゅうけいするのに丁度よさそうです



「ようし、ここでお弁当にしようか」


「今日はみんなの好きな スライムゼリーをもってきたのよ」


「わあーい!」



お兄ちゃんといもうとは大喜びです


おかあさんの作ったスライムゼリーは、とってもあまくて美味しいのです



「ふふ、ゆっくり食べるんだぞ」


おとうさんとおかあさんはにっこり笑いました




そのときでした





「あなた・・・あれは?」


「!!」




見やると、橋の向こう側から 4人の人間が歩いてきます


強そうな大きな杖と


するどいツメを腰にして



冒険者達は、4匹を見つけると言いました



「お、メタルスライムだ」


「ラッキーだね、コインいれてないのに」


「元気おk」

「あなた・・・!」

「お前・・・子供達を連れて逃げろ!!」
おとうさんは、おかあさんと子供達の前に立ちました

お兄ちゃんと、妹は、こわくて、こわくて、動くことが出来ません


人間達が、ゆっくりと近づいてきました

「あなた!駄目!あなた!」 

「早く、逃げるんだ!!メラー!!」
人間は、おとうさんの魔法をひょいと避けると

鋭いツメでおとうさんに切り掛かりました

素早い動きで避けるおとうさん

しかしそのツメの一振りが おとうさんの背中に傷をつけました

「おとうさん、おとうさーん!!」

「ぐっ、早く、子供達を連れて・・・」

「駄目、あなたを置いてなんていけない!メラー!!」

おとうさんとおかあさんは、必死で戦います

しかしおとうさんとおかあさんの炎の魔法は

人間達に傷1つ つけていないようでした




「息子よ、早く逃げるんだ!!」

「やだよ!!おとうさんたちも一緒に・・・」

「わーんわーん!パパ、ママー!!」



「逃げるんだ!逃げるんだ!!逃げることが、メタルスライムの・・・!」

















気づくと、お兄ちゃんと、いもうとは、山のふもとにおりていました

ころがるように山をおりた二人は 硬いそのからだも 傷だらけでした
ふたりはわんわんと泣きました

もちろん 傷が痛かったからではありません
おとうさんとおかあさんが心配で 泣いていました



1日がたち











2日がたちました

おとうさんとおかあさんは帰ってきません

お兄ちゃんはいもうとに いいました
 
「おとうさんとおかあさんを、探しにいってくる」

「・・・さがし、に?」

「きっと、怪我をして帰ってこられないのかもしれない。助けにいかなきゃ」

「おとうさん、おかあさん・・・」

「お前は、ここで待ってて。大丈夫、お兄ちゃんに任せて」

「・・やだ!私も、行く!」
二匹はまた 山を登り始めました

雪が降る山の中をゆっくり ゆっくりとすすむ二人

いつまたあの人間達が現れるのかと

怖くて怖くて震えながら

    





でもまた あの橋のところに戻ってきたのです









人間達はいませんでした

おそるおそる 橋の真ん中に来てみると

そこには つぶれたスライムゼリーと 

そして 二つのキラキラと輝くものがありました





メタルのかけら でした

「おとうさんと、おかあさんだ」
二人は メタルのかけらを口にくわえると 山を下りました

ずっと涙が止まりませんでした

泣いて泣いて あの硬いからだがしぼんでしまうくらいに

二人は泣いていました
その帰りみち 

あの時のフォレスドンに会いました


「あれ、お前達、どうしたんだい、おとうさんとおかあさんは」
お兄ちゃんは、何も言えませんでした

いもうとも、ただただ泣くばかりでした
「まさか、山賊に・・・おや、それは何だい」
フォレスドンは 二人が大事そうに抱えたメタルのかけらを見つけました


そして 全てをりかいしました

「これは、大変なことだったな。でも立派な子たちじゃあないか。

そんな怖い目にあったというのに、たった二人で、おとうさん達を助けにいったんだから」
フォレスドンはそういってにっこりと笑うと言いました
「えらいぞ、お前達。後はおじさんにまかせなさい」



 
フォレスドンは、二つのメタルのかけらを地面におくと、

何やらブツブツと呪文を唱え始めました
ぽかんとする二人の前で


メタルのかけらのまわりに、青い光が集まってきました









そして なんということでしょう

「・・・うーむむむ?ここは・・・?」


「あなた・・・?」






そうです

おとうさんとおかあさんが フォレスドンの魔法で生き返ったのです
「おとうさん、おかあさん・・・!」


「パパー!!ママー!!」

おとうさんとおかあさんにとびつく子供達


おとうさんは、びっくりした顔をしましたが、すぐににっこりと笑いました
「お前達が助けてくれたんだな。ありがとう」


「もうピクニックはこりごりね」



そうして家族はまた平和な生活に戻りました



それからは人間に見つかることなく


ずっとずっと 平和に暮らしましたとさ







おしまい









メタスラって何で迷宮で現れるんだろーって考えてたらきっとピクニックに来てるんだね!という結論になりまして、それはほのぼのしていいなあと思って書いてみたらこんな悲しげな話になってもてもうメタスラ回しとか出来ないツライとか思いましたが、大丈夫モンスターの中にもザオできる人達いっぱい居ますからねどんどん復活してるんですよ、と思ったというそういう話です!

拍手[559回]

おかん うた イコプ



おかんは ドラクエが好きだ

おかんは 毎日ドラクエをやる

おかんは キーボードが苦手なので ずっとソロプレイだ

誰かに話しかけられると 返事ができないので

怖いと言っていた

キーボードなしの表示の仕方を覚えたおかんは 

それからずっとキーボードなし表示だ

ひとりプレイ中のサーバーにいって 

毎日マリンスライムを狩り続けるおかん

金策はマリンスライムが落とす赤いサンゴ おかんはそれで100万ゴールドをためた

でも使いどころがわからないので 

「お母さん使わないから、もらって」とすきあらば渡そうとしてくる

それじゃいかんと開いた家族会議の末に

レアドロップ1.5の腕を購入したおかんは

なんだかんだで凄く嬉しそうにしていた


おかんは ドラクエが大好きだから

朝から晩まで ずっとドラクエをしてる

おい、おまえ寝てるぞ とおとんに言われながら

居間におかれた小さなテレビの前でコントローラーを握りしめ

おかんは今日もドラクエをプレイするのだ



おかんのフレンドは イコプとミイホンだ

その二人だけだ

サポート仲間はイコプとミイホンを必ず雇う

「今日はイコブさんいなかったから雇えなかったよ、残念」と

イコプが満タンまで雇われてると悲しがるおかん

おかんはちなみにイコプをイコブさんとよぶ


イコプがほとんど裸でも

イコプが杖のない魔法使いでも

おかんは嬉しそうに連れて歩いている 

そしてマリンスライムを倒すのだ 今日も明日も


イコプがこんな装備で



あずけていたときも

「今日のイコブさんは強かった、ありがとう」

とおかんは言うのだ 

そのとき俺は  おかんごめんと思ったのだ


おかんは賢者とレンジャーを80レベルまであげた

おかんは強い人だ

おかんは根性が有る人だ 

俺がピラミッドを回ったり

友達とイベントを開いたり

チームで仲良く話したりしているときもずっと

おかんは黙々と マリンスライムを倒し続けているのだ



実家に帰ると 

おかんと俺とミイホンでドラクエをする

おかんはその時凄く嬉しそうにしている

普段1人では行けない迷宮にいったり

時間があるときはピラミッドにいったり、強ボスにいったりする

3人では行けないときは、チームの仲間とか、フレンドにお願いしているが

みんな 定型文しか使えないおかんとも

嫌な顔一つせず一緒に遊んでくれる いい仲間達に出会えて感謝です

そんなある日 バズズにいった

おかんは気が弱いので

バズズに負けてしまったとき

「ごめんね、私が下手だから」

と何度も何度も繰り返していた

おかんはずっとソロプレイだから

おかんにソーサリーリングをとってあげたいなと

おかんとソーサリーリングをとりにいきたいなと

思っています

おかんまたバズズ行こう



おかんは毎日 花に水をやりに来てくれる

逆におかんの花壇は ずっと前から花が満開のままだ

なんで摘み取らないのか わからないけれど

もしかしたら気をつかっているのかなと思ったりする

おかんは凄く優しい人だから




おかんはソロプレイヤーだ

ゲームは大好きだけど、得意じゃない

そんなおかんでもずっと楽しめるゲームであってほしいなと



そう思うのだ 



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