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DQ10で活動中の魚人。 チーム「コスポ・ミ・レイジュ」所属。
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ある日ログインするとこたつさんが嬉しそうに言いました。

「信じてもらえないかもしれないけど・・・」

 「ベホマラー覚えたよね」










さて、そういうことで今日ものんびりログインしていました。

ロッソ、ペシェさんと強ボスでも行こうという話になりまして、誰か後一人誘おうという話になります。だーれーかーいないかなーっおっおもちさんが暇そうにしている!

おもちさんはどうかなと二人に聞くと「おもちさん!おもちさん!」と大興奮です。やはり二人もおもちさんファンだったか。くるしゅうないくるしゅうないイコプさんがお誘いしてしんぜようと超然の笑みを浮かべ誘おうと思ったらパーティ組んでました。


<おもちだけにパーティがくっつくという面白いことをいうペシェさん(ペシェさんの渾身のボケが良くわかる解説)>



結局おもちさんは直ぐに解散されたみたいなので誘います。
チリリーン!おもちが仲間に加わった!




<おもちさんの寝落ちが見たいのと「おいしいよ!」の名言が聞きたい3人>


結局寝落ちもおいしいよ!も聞けませんでした。

さてどこに行こうかという話になりまして俺が音頭をとって多数決を取りましたが多数決を取り終わる最後まで3人は終始無言だったので解散しようかと思ったところでロッソさんが語り始めました。






プスゴンー。


それは強ボス界の中でも頭1つ抜けた存在。
その圧倒的な攻撃力と魅了や麻痺などの強力な状態異常攻撃にて、いつもその部屋の前には破れた冒険者達の赤い死体が累々と並んでいる。

しかし、そんな強敵だからこそ、負けるわけにはいかない。
信頼出来る仲間と、積み上げてきた自信、そして絶対に諦めない心。
この3つが揃ったとき、敗北の二文字は消えるうせるのだ。




行くぞお前達ー!























しかし絶対に負けるわけには行かない。
負けとはなにか?それは諦めのことだ。
あきらめなければ、決して諦めなければいつか勝利が訪れるのだ。
課題を見つけ、それを克服し、そしてまた課題を見つける。
一歩ずつ、少しずつでも前に進むことで、いつか壁を乗り越えるときがくる。
それは歩みだ。
前進する者に、決して敗北は訪れない。

そして何度も俺達は(以下中略)


















努力は必ず結ばれる。
積み上げてきた切瑳琢磨が、成果を為した時。
それは苦しかった今までのすべての符号をマイナスからプラスに変える時なのだ。
かける、まいなす1。
それが努力が結ばれるということなのだー。




ゴールが見えないこともあるだろう。
自分を信じられなくなることもあるだろう。

でもそんなときこそ、少しだけ後ろを振り返ってほしい。
そこには自分が積み上げてきた、削った壁の残渣が散らばっているはずだから。
その雑然として、汚い通り道は、でも確かに貴方がここまで進んできた証拠なのだから。




プスゴン、ありがとう。


お前との戦いを通じて、そんなことに気づけた一日だったよ。

4人はにっこりと微笑むと、其々の帰途についたのであった。














おまけ










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こたつんだよね!



はいイコプです!今日はブログで良く有る顔のせ台詞付きの日記で書いてみようと思うんだよ!これ憧れてたんだよね!


さすがリーダー!でもね何かちょっと顔が大きすぎない?



おう俺もそれが一番今違和感感じてるとこだわ 冒険者の広場の画像を躊躇無くパクってきたらこうなったんだけどみんなどうしてるのかな

これじゃ私のかわいさが台無しだよ!バランス悪すぎるよ!


まあ誰がしゃべってる空気かわかればいいんだよチャットログみたいでこれだけで何か面白そうな空気になるじゃないつまりは発想の転換だよね小さなことに捕われてたら大きな何かを見失うそうやって人は本当に大切な事を見逃してしまうんだ・・・罪よ・・・

う、うん


あっまって!想像以上に思ったより簡単に小さくできた クリックしてドラッグするだけだわこれ

気づくの遅いよね

さて今日はこういう感じでやっていこうと思うんだけど、どうかなこたつ最近ドラクエはどう?

そうね・・・ミネアに会いたいよ!8時間耐久迷宮したのに会えないってどういうこと!

うおおー!よーし!じゃあ今日はミネアの話をするかと見せかけて寝よう!


!!










拍手[48回]

またオフ会してきましたー。


今回は中部と関東で別れてお手軽オフ会。


私は中部組で参戦です。参加者はイコプ、ミイホン、えりん、ジュウス、ウタウろぼ、フジコ。


何をやろうとなりまして関東と中部でボーリング対決などいかがと話します。
中部組の作戦会議を行います。








やや不安が残る作戦会議でしたが、リアル屈強な男子であるウタウろぼさえいれば勝てるだろうという話になります。







そしていざオフ会へ。




ルールが決まりました。関東組はボーリングやらなそうな空気だったので中部組でチーム分けして勝負することになりました。買ったチームは1万ゴールド。ブービーが胴上げってなんなんこのルール。



そして戦いが始まりました。見事な滑り出しを決めるイコプ氏。



結果

イコプ 84
ジュウス 86
フジコ 65
ミイホン 87
えりん 79
ロボ 71



えっ何このスコア
さすがドラクエの使途達 完全にリアルでの運動能力は捨て去っていました 
気をつけてくださいみんなちゃんと運動とかしましょうリアル大事にですよ
ちなみにえりん氏は2回戦目のスコアは29でした えっ29て何何みたことないそんなの






ちなみに2回目の個人戦の結果みんな罰ゲームでフリーコメントがひどいことになりましたので1週間は迷宮とか行けなくなりましたが見つけた方は生暖かく見守っていて下さいね







日常



迷宮行くと最近この人しか出ないんですけどどうなってるんでしょう。
HP多すぎてぐうーってなります。



チークエでバズズだったので行ってきました。




キラッキラッキラッ ピシッ

聖水でした。


  

その後依頼書クエに行きます。
レンジャーを最近あげたいので、レンジャーで行きます。
レンジャーだしちょっとこう野生に交じった感じの写真を撮ろうと試行錯誤していたら



チーマーが超退屈そうに待ってました。







がんがん依頼書を進めます。

突撃ー!




無意識について行くことありますよね。


色々やってお金儲けになりましたありがとうありがとう。

そんな平和な日々を過ごしたのであった。





センチェットさんに書いてもろた。

アストルティア随一の癒し系イラスト絵師様センチェットさん。
絵を描く題材をTwitterで募集していたので、もうここは恥を忍んでお願いするしかないと思いまして「イコプイコプイコプイコプ」と超お願いしました。快く書いてくださいました。

センチェットさんのブログはこちら!
あっぷるろっぷ!





やばあああああああああい超絶かわいい


うわああああ超絶かわいい超絶かわいい


ありがとうございましたセンチェットさん家宝にします!




あなたの愛の1クリックをぽちよろですぞ!

追記

喜びのあまりランキングボタンにも使わせてもらいましたあぁぁぁ!

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リーネ合成イベント〜32サーバーの本気〜




本日はたびたびこのブログにも出てくる有名人サワッチさんのイベントです!
ラスボスと名高いリーネに真っ向から挑む勇者達!伝説のサワーベルトを見たい!という貴方!
新たなサワーベルトの新生を目の当たりにしにいきましょう!!

ちなみに前回おじゃましたときは物凄い数の人人人ブロガーブロガーブロガーさんでして「良くわからないけどお祭り大好き」みたいな方も行ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに先ほどメギで歩いていたらサワッチコスプレをした方がいました。す、既に祭りは始まっている!



エヌさんという方








サワッチ 
笑えます




エヌさん
オシャレ






やっぱ服は着る人によるってほんまやんなあ・・・




私ももちろん間に合えば見学に伺いたいところですが今日はチームで肉を食う会に出撃する予定もあり間に合わないかもしれませんが間に合えば伺いたいところです。何でも聞いて!が朝までやってること期待だな。





討伐クエ




さて借金が物凄いありますイコプさんです。
討伐クエをせっせとこなしてお金を稼ぎましょう。
イプコさんを連れていくことで貰えるお金は増えるわイプコさんのレベルも上がるわでもう良い事尽くめです。



そうは言ってもイプコさんは19レベルの武闘家ですので宿敵メッサーラには攻撃が届きません。ここは「ためる」を繰り返す事でSHTになり最強必殺の一撃を繰り出すことにしましょう。





はあああ!!



16のダメージ!



レンジャーレンジャーレンジャーレンジャー



ウタウろぼ、こたつ、イコプ、リザレクトの四人でジュリマリ狩りに行ってきました。

最強四人コンビですからね、もう安定して2分台とかで倒せましたまじで強い俺達半端ない悪そなやつら大体友達



そうして終わって、バザーをしていたら「レッドオーブが高い」と気づきまして。

狩りに行こう。すぐさまフレンドを確認.サワッチが暇そうでした。



プラン、サワッチ、あおにゃん、イコプの四人が集まります。
装備まともなの俺だけか・・・。



イコプ「レッドオーブ狩りにいこう」
あおにゃん「ガートラントだね」

えっ

というかそういえばさっきバザーに出しながらなんで俺レッドオーブ持ってたんだろうと思ったらその直前にジュリマリで入手していたことを完全に忘れていました。この忘却能力すごいと我ながら感心します。よかった気づいて。皆に伝えます。

イコプ「俺さっきそこ取っちゃった」
サワッチ「行こう」


そしてジュリマリとの戦いが始まりました。
構成はレンレンレンレン。




プランにはかわいい技をつかってはいけないという掟を課したい


1、2戦目は惜しいところで負けてしまいましたが、3戦目、俺が四人を統べるブレインとしての役割に終始することで、見事撃破。やはりブロガーは各個個性が強すぎるため、1人の船頭が皆を導くことが重要なようです。そのためには戦闘に参加をすることすら捨て、ただ指揮を取る事、つまり最初から最後までずっと死んだままでチャットを行うことも重要だと改めて知ることが出来ました。ただちょっと寂しかったな。


サワコプ2






ぺけぴーと聖なるクエスト

盟友ぺけぴーが最近せっせせっせと聖なるクエストを進めている模様。
あれほど「ストーリーは連打する」とクエスト面倒くさがりのぺけぴーがエスタークに向けて必死になっている・・・。これは当然力にならざるを得ません。

ログインしたばかりのぺけぴーをパーティを誘います。



ゲドさん、俺、ぺけぴーの3人が集まったところで、どう考えても濃ゆい男臭い一気にテンションが下がってきましたもうお布団入りたいですという空気が3人を支配してきます。これはまずいということでこの鬱屈した負のオーラを取り払ってくれるような清涼な風をパーティに入れようという話になりまして、3人がそれぞれ仲間を探します。

ゲドさんはサポートの何何さんがとおっしゃっておりましたがどうみても屈強なオーガだったので却下ですというかサポートでは駄目です。僕は手当たり次第にさわやかなフレンドにお誘い申し上げましたがみんな照れ屋みたいで駄目でした。

そんな中、ぺけぴーが最高の仲間を呼び入れます。
マイラさんです。



画面の左下にちょこっと見えてるのがマイラさんです。
何故か写真を全然とっていなかった。痛恨。




さてマイラさんの中学校の部活宛クイズに興じながら楽しくウフフキャッキャウフフとクエストを進めます。結構盛り上がったつもりでしたがバトミントン部では無い、ということしかわかりませんでした。


さてそういう感じで恐ろしいほど写真がないのですがぺけぴーがヴェリナードの上の洞窟の奥底に入って行くところで、後はぺけぴーに任せたぞ。とそんな空気になりまして。

ぺけぴーとサポ一人は迷宮の奥底に消えて行きました。

サポ一人ってなんでサポ1人なんだろう四人でいけばいいのにと思いましたがそのときは深く考えずまあいいか寝ようと寝ました。


ぺけぴーのブログでその後こうなっていたようです


へっぽこぺけぴの冒険の書
ネバーエスタークストーリー


ああっかんこれああっかん!
なんぼ鉄のメンタルを持つ男と有名なぺけぴーでもこの事態は厳しい。
もし自分だったらとても立ち直れないどころか「もう聖なるクエやーめたっていうかもうドラクエやーめたっ」って言いながらWiiUを押し入れの奥にしまってしまうところです。やばいぺけぴーもう帰ってこないんじゃないかと心配になりTwitterで確認します。





よかった鉄のメンタルを持つ男
エスタークは近い・・・!



超絶クリックよろしくぽん!




拍手[36回]

「馬鹿げてる・・・正直に言って、とても正気だとは思えない」

サワッチは苛立ちを抑えきれないように、飲みかけの蒸留酒を机に叩き付けた。
静かな室内に、大きな固いグラスの音が響き渡る。
隣の部屋にはポロン、エルザがいる。俺は隣の部屋を気遣うように、声量を抑えて言った。

「しかしだなサワッチ、それしかないだろう。いくつも選択肢があるわけじゃあない。俺は良いアイデアって言ったわけじゃあない。むしろ、ひどい提案だろう。でもな、俺達が今選べる選択肢の中じゃあ、一番ベストだって思うんだよ」

「だけど・・・お前を・・・俺が、ツメで?馬鹿げてる・・・」

ここはとある山脈の麓。
暗い夜が深々と宿を覆いゆく中、俺、サワッチ、エルザ、ポロンの四人は、レアモンスターを探す登山隊を編成していた。今夜はこの古宿に止まり、翌日から本格的に狩りを行う予定となっている。今頃、隣の部屋ではポロンとエルザが眠りに落ちようとしているころだろう。

深いため息をこれ見よがしとつくと、サワッチは俺のほうをじっと見つめて言った。

「魅了されると思うか。俺達が。相手はあのアゴの化け物だぞ?」
「容姿の問題じゃあない。いや、しかしまあお前の趣味もわかんないからな」

ピシッとグラスが音を立てる。
サワッチの黒い怪盗の服から、冷たい何かが吹き出しているようだ。
俺は顔に微笑を貼付けたまま、あくまで柔らかく言った。何かを溶かすように、柔らかく。

「冗談だよ。でもな、それしか無いのは、頭のいいお前ならわかってるだろ?もし俺達が本当に全滅してしまうとしたら、それは魅了の魔術にやられたときだ。俺達のパーティには、僧侶は俺しかいない。俺が魅了されちまったら、おしまいなんだよ」

「だけど・・・魅了をゴールドフィンガーで解除するなんて・・・!!お前、下手したら!」

声をあらげるサワッチに、俺は人差し指を口元にあて、制した。
そっと隣の部屋を見やると、サワッチは、上げかけた腰を椅子に戻し、ふたたびため息をついた。今度は、心の底からにじみ出るように、深いため息を。

「サワッチ。俺達はポロンと、エルザを死なせる訳にはいかない。俺達が誘ったパーティだからな」
「・・・そりゃそうだ。でもな、俺にとっちゃお前も同じだ。いや、お前こそ俺は死なせたくない」
「死なないさ。俺のタフさは、お前が一番知っているだろ?」
「ツッコミじゃ、だめなのか?」
「・・・ツッコミは失敗することがある」

サワッチは、隣の部屋を見つめた。
ポワンとエルザは、来春結婚が決まっている。(注1)恥ずかしげにうつむくエルザの手を握って、「俺達、結婚するんだ」と明かした嬉しそうなポロンの声が、心の残滓のように淡く響いた。

「わかった。でもな、イコプ。これだけは約束してくれ。絶対に、死ぬんじゃないぞ」
「当たり前だ」

俺はニカっと笑うと、サワッチの黒い衣装の背中にバチンと張り手をくらわせた。





次の日。
空は澄み通るように晴れ渡り、回りそこらからはドラゴンの鳴き声がやかましく響いていた。
青い土を蹴るように走る四人の中心に、果たしてその魔物はいた。

アゴデウス。

屈強な長いアゴと、強靭なアゴを武器に道行く旅人を血祭りにあげる恐ろしいモンスター。磨き上げたツメを武器にアゴに切り込むポロンと、その婚約者にせっせとバイキルトを振りかけるエルザ。サワッチもアゴめがけてタイガークローを連発していた。

幸い、二匹のアゴデウスはどちらも魅了の魔術を未だ使ってこない。これなら、いけるか。激しく入り乱れる混戦の中に、サワッチと視線をぶつけた俺は、安堵の笑みを浮かべた。そのときだった。

アゴデウスが苦悶の声と友に、全身から桃色の波動を放ち始めた。そしてその目がゆっくりと色を変える。魅了の魔術ー。その視線の先には、サワッチがいた。サワッチの目線がとろけるように力を失っていく。

しまったー。

サワッチ、お前がやられるなんて。俺は自分の考えの浅さに罪悪感すら感じていた。僧侶一人であるというパーティの構成に気をとられ、他のメンバーが魅了されたときのことまで考えていなかったのだ。

「サワッチ、サワッチ!正気になれ!」

しかしサワッチはゆらゆらと揺れるようにアゴデウスに近づく。そして、にやりと微笑むアゴを、慈しむようにそっとツメの裏側でなでると、焦点の合わない白い目で、振り返った。その瞳は、ポロンを向いていた。

「ば、馬鹿野ー」
「タイガークロー」

一瞬の出来事だった。もう一匹のアゴデウスと戦っていたポロンの背中に、サワッチのタイガークローが叩き込まれた。無防備な状態からの一撃。ポロンは一言の声を出すいとまもなく、静かに膝をつき、倒れた。それはスローモーションのようにゆっくりと見えた。ぐるりと振り返るサワッチ。エルザの声の無い声が、響き渡る。サワッチは再びツメを構えた。

「や、やめろぉおお!!!!」

俺は飛びかかり、サワッチの体を羽交い締めにした。強靭な力で俺を振りほどこうとするサワッチ。しかし、その時だった。まともな意識を失っているはずのサワッチから、確かに、かすかな声が聞こえたのだ。

「・・・てくれ」

俺の体に、電撃が走った。
そうか、サワッチ。そうかー。


突然、俺の脳裏にサワッチと初めて会った日の事が浮かんだ。
あれはとある池の前だった。初対面で出会ったあいつは、ピンク色のひどい格好をしていたなー。はは、それは今でも、かわらないか。

俺が提案したことを、俺がやれなくてどうする。
俺は泣きながら、呪文を唱え始めた。サワッチは、その時には不思議なほど抵抗しなくなっていた。まるで、俺の詠唱が子守唄でもあるかのように。静かに、静かに。




動かなくなったサワッチを、そっと床に横たえると。
俺はその垂れた目をそっと閉じてやった。
エルザはやっと状況を理解したように、えぐっえぐっ、と泣き始めていた。
アゴデウスも感極まったかのように、泣いていた。
俺は静かに立ち上がると、ポロンに蘇生の魔法をかける。
甦ったポロンは横たわるサワッチを見つめ、呆然としていた。

「・・・サワッチぃ」
「エルザ、泣くなよ。俺が、いるから」
「うん・・・」
「誰が悪いわけでもない。悲しい、本当にとても悲しいけれど」
「アゴゴゥー;;アゴゴゥー;;」




むせび泣くアゴデウスの背中をポンとたたくポロン。
アゴデウスは名残惜しそうに山の奥へと戻っていった。
そして俺達は死者の亡がらに祈りを捧げると、町へ戻った。
ありがとう、ありがとうサワッチ。お前のことは忘れない。
そう胸中に呟くと、空を見上げた。
夕暮れの雲の隙間から、サワッチの笑顔が覗いているような気がした。


ー完ー 



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注1 ポロンさんとエルザさんは別に婚約者ではありません 話盛りました






クリック!フォーミー!

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